低レベルコンテナランタイム自作講座 ~コンテナ技術の地盤を理解する~

Go言語でWebバックエンドを開発している方のほとんどが、デプロイ環境にコンテナ技術を利用していることかと思います。
そんなコンテナ技術のこと、きちんと理解していますか?「コンテナの実態とは何か?」「Docker、containerd、runcの違いは何か?」といった問いに、自信を持って答えられるでしょうか?

低レベルコンテナランタイム自作講座は、「docker run」コマンドを実行してからアプリケーションのプロセスが動き始めるまでにどんなソフトウェアがどんな役割を果たしているか、参加者の皆さんが説明できるようになることを目指したワークショップです。
コンテナ技術を構成するソフトウェア群についての解説に加え、その中で最も低いレイヤで地盤の役割を果たす「低レベルコンテナランタイム」のMVPをGo言語で自作することで、みなさんも冒頭の問いに答えられるようになるはずです。
グループで協力してコンテナ技術を支える3つのカーネル機能を学び、コンテナの魔術を自分の手で現実にしてみましょう。

対象者:

  • ある程度Goを書いた経験がある方
  • Docker等のコンテナ技術を使ってプログラムを動かした経験がある方
  • コンテナ技術の中身に興味を持っている方

オーガナイザー

Takuto Nagami

千葉工業大学 情報科学部 情報ネットワーク学科 学士4年。クラウドプラットフォームの開発に携わるソフトウェアエンジニアを目指し、日々研鑽を積んでいる。 日本Goコミュニティの海外進出を手助けするプロジェクト「Gophers EX」主催。海外カンファレンスでの英語登壇経験を活かし、海外への挑戦を妨げる言語・メンタルの壁を取り除くべく日々奮闘中。